☆標記について、北海道中学校柔道専門委員長見解をまとめます。
(以下は掲示板や専門委員長あて伝達事項をまとめたものです。各地区大会においては実情に応じて弾力的に運用して下さい)
①試合中に選手が頭部を強打し脳震盪が認められる場合、審判員三者の判断により相手の「棄権勝ち」とし、今大会の一連の試合には出場できない。
- ※実際の場面において、審判員(主審)は負傷選手の監督に対して「試合続行は危険と見なし、棄権とすべきと判断します。もしも続行されるのであれば、万が一の場合は監督の責任となりますがよろしいでしょうか」と口頭で確認作業を行い、判定を行うことが望ましい。
- なお、上記③において書面により事故報告書を提出することとは、
全柔連発行「安全指導の手引き」のp.48-49の書式を例とします。
②脳震盪と認められた選手については、監督に対して直ちに医師の診察・診断を受けるように勧めること。
③その後の対応については「別紙通告」によるものとする。
なによりも選手の生命と健康を重視し、目先の勝利に捉われない対応、及び周知をお願いする次第です。
※武道必修化が底辺拡大の追い風となるやに思われましたが、危険性ばかりが拡大されて逆風となっている昨今、各大会および各団体における具体的な安全確保は急務ですので、よろしくお願いいたします。