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2014年8月アーカイブ

この10数年間、全国中学大会には色々な形で関わらせて頂いておりますが、つくづく運営は超大変だなと実感します。

最も深刻なのは、自分の子・選手・チームのことしか見ていない大人たちの無理解ぶりへの対応なようです。
この愛媛大会で聞こえてきたのは、主に大応援団による座席の先取と占領(モノを座らせている)、駐車場警備にかかわること、ゴミの始末、見学席や応援席からの指示などなどです。
宿舎手配は色々と課題があったようですが、昨年の伊勢といい、短期間で数千人規模をコントロールする上で開催地の苦労は計り知れません。文句を言うのは簡単ですが、少し想像力を働かせられれば言い方も変化しましょう。
また、選手の道着の着こなし方も一部話題に挙がりましたが、これも大人の指示でしょうか。

ただ、大会の雰囲気自体は、試合中はもちろん、開閉会式も含めてここ数年でかなり落ち着いてきたように感じます。

北海道選手団は、「優勝1 準優勝2 3位1 敢闘賞1」という大変誉れ高い結果を瀬戸内海と津軽海峡を超え、持ち帰りました。

ところでもう一つ、愛媛実行委員会から次年度全中のバトンが渡されました。
函館において、北海道専門委員長として任期最後にどうしてもやり遂げたいことが幾つかあります。
それはこれから追って発信させて頂きますのでみなさまどうかご理解とご協力をお願いいたします。

ここまで冗長な文面におつき合い頂いた方々へ、どうぞ!
(左上・スライドショー表示をオススメします)

女子団体戦が行われ、標茶中善戦惜しくも予選リーグ2敗で敗退しました。
DSC_8212-001.JPG

北海道選手団の申し込み手続き作業を終えました。
<男子団体個人>
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<女子団体個人>
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<レターパックで愛媛実行委員会へ送付>
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大会参加校の申し込みの事務手続きはかなりの手間です。また、大会実行委員会のプログラム作成や大会掲示物等の作成は膨大な労力を要します。

もしも、中体連柔道大会参加に関する作業が予選(市町村~管内・支庁~都道府県~ブロック)~全中まで全部同じだと手間も省け、ミスも労力も激減すると想像し、表計算ソフト(エクセル等)入力にして、データと印刷物を送ることでどうかと考え、北海道中学校柔道大会では数年前から試しているところ(全道大会申し込み要領へリンク)です。

ところで全中大会申し込みは、5枚複写申込用紙(大会実行委員会送付2・中体連保管1・競技団体保管1・学校保管1)手書き入力し、加えて委員長がそれらと別にプログラム用のデジタルデータをエクセルフォームに入力してe-mailで送るスタイルになっています。

できることなら次年度函館全中では、5枚複写の申し込み用紙の作成・印刷・郵送を廃止し、経費とエネルギー消費を削減したいと考え、関係者の意見を頂きながらシステムを作っていきたいと考えるところです。

団体2+個人16×都道府県・開催地48=のべ864校参加に関わる労力がいったいどれほどになるかは計算できませんが膨大であることは確かです。
しかし少しでも大きく軽減し、その分子供らと直接関わる時間と元気を生み出したく、北海道から発信したいところです。

※なお現段階において、上記はあくまでも北海道中体連柔道専門委員長の希望的観測を含むものであることご了承下さい。

中体連の運営に関わる者ならば、思うこと感じることは山ほどあります。
ですがみな例外なく、一介の中学校教員であり、学級・授業・校務・部活動等、山のような業務を日々悲鳴を上げながらこなしており、その感覚を確かめるヒマすらないのが実情です。
DSC_6163.JPG

大会を木に例え、「花は試合、葉は応援、実は結果とし、幹にあたるのは審判員や協力教員・協力生徒たちの活躍」です。土中の根として実行委員会が、計画・会議・手配・制作・製作・相談・決断...などなど膨大な仕事をこなし、その日を迎えます...という諸々を、昨今は多くの方々から理解と応援を頂戴しているという実感があり、それを改めて柔道少年少女達に還元したいと思います。

というわけで今大会の関連記事は、花と実以外にもぜひ注目していただきたくまとめてみた次第です。

優勝選手は北海道選手団として、あなたたちに負けた「悔し涙」を心のペットボトル満タンにして愛媛全中に向かい、もう一花咲かせましょう。
参加選手の皆さんは、この大会に向けて頑張った経験を、ぜひともこれからの学校生活に生かし、また人生の宝物とされることを期待します。
応援のみなさま、おかげさまで今大会は、我々が望む非常に落ち着いた雰囲気をつくることができました。ありがとうございます。
末筆ながら「幹根」とご活躍いただいたみなさまに心より深く感謝いたします。
さて、冗長な文章にお目通しいただいたみなさま、こちらへどうぞ!

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